• 検索結果がありません。

「相模原市公園施設長寿命化計画」の策定について 発表資料 平成28年3月分 | 相模原市

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "「相模原市公園施設長寿命化計画」の策定について 発表資料 平成28年3月分 | 相模原市"

Copied!
26
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

「相模 原市 公園 施設 長寿命 化計 画」 の策 定につ いて

「相 模原市公 園施設 長寿命化 計画」を 別添の とおり策 定しまし たので 、お知ら せします 。

1 目 的

本市 の都市公 園は、 設置から 30年以 上経過 したもの が現時点 で約3 割を占め 、10年 後 には 約7割に 達する 見込みと なってお ります 。このよ うな状況 の中で 、財政上 の理由な どか ら今 後の適切 な維持 補修、又 は更新が 困難と なり、公 園施設の 利用禁 止、撤去 といった 事態 につ ながりか ねない など、公 園施設の 老朽化 は、安全 で快適な 利用を 確保する という都 市公 園本 来の機能 の発揮 に関わる 根幹的な 問題と なってい ます。

この ような問 題は全 国的な課 題となっ ており 、国土交 通省は、 平成2 4年4月 18日に 地 方公 共団体に よる公 園施設の 計画的な 維持管 理の取組 を支援す るため 、「公園施 設長寿命 化計 画策 定指針( 案)」 を作成し ました 。

本計 画は、こ うした 状況を踏 まえ、市 が管理 する公園 施設につ いて、 老朽化に 対する安 全 性の 確保や機 能の維 持、維持 管理に係 る予算 の縮減及 び平準化 を図る ことを目 的として 策定 する ものです 。

2 公 園施設長 寿命化 の考え方

公 園施設は 、設置 後の時間 経過とと もに健 全度が低 下して劣 化が進 行し、機 能や美観 価値 の低 下が見ら れるよ うになり 、やがて は利用 の禁止、 施設の撤 去又は 更新とい うプロセ スを たど ります。施設の撤 去・更新 には多 額の費用 を要しま すが、日 常的な 維持管理 だけでな く、 長寿 命化対策 として の計画的 な補修を 行って 施設の延 命化を図 り、更 新時期を 遅らせる こと によ り計画期 間にお ける更新 すべき施 設を減 少させ、 維持管理 費を低 減させる ことがで きま す。

3 計 画期間

平成 28年度 から平 成37年 度までの 10年 間とし、 平成32 年度に 中間見直 しを行い ま す。

4 期 待する効 果

(1) 利用者の 安全確 保

計画 的な公園 施設の補 修・更 新を行う ことで公 園施設 を起因と した事故 を未然 に防ぐこ とに つながり 、利用 者の安全 確保を図 ること ができま す。また 、安全 で快適な 利用を確 保 する という都 市公園 が持つ本 来の機能 を維持 すること ができま す。

(2) 経費の削 減

平成 28年3 月3日 相模 原市発表 資料

(2)

相模原市公園施設長寿命化計画

相 模 原 市

(3)

― 目 次 ―

1. 公園施設長寿命化計画の概要

1−1 計画の目的 1

1−2 計画の位置付け 1

1−3 計画期間と計画対象公園 2

1−4 公園施設長寿命化の考え方 2

1−5 計画の構成と手順 3

2. 予備調査

2−1 調査対象公園施設 4

2−2 公園施設の管理類型 6

2−3 健全度調査票の作成 7

3. 健全度調査と健全度・緊急度判定

3−1 健全度調査の概要 10

3−2 健全度判定 11

3−3 緊急度判定 13

4. 公園施設長寿命化計画

4−1 計画の基本方針 15

4−2 公園施設の長寿命化対策 15

4−3 計画対象施設と想定事業費 19

4−4 想定事業費の平準化と年次計画 19

4−5 公園施設の長寿命化対策による効果 20

4−6 公園施設長寿命化計画の見直しについて 20

4−7 今後の課題 20

5. 用語の解説 21

(4)

1. 公園施設長寿命化計画の概要

1−1 計画の目的

本市の都市公園は、平成26年度末現在で約600箇所、297haに達していますが、そ のうち設置から30年以上経過したものが平成26年度末時点で約3割を占め、10年後には 約7割に達する見込みとなっております。また、遊具に関しても、設置から20年以上経過し たものが約6割に達しています。

このような状況の中、財政上の理由などにより適切な維持補修、又は更新が困難となり、公 園施設の利用禁止、撤去といった事態につながるなど、公園施設の老朽化は、安全で快適な利 用を確保するという都市公園本来の機能の発揮に関わる根幹的な問題となっています。

このような問題は全国的な課題となっており、国土交通省は、平成24年4月18日に地方 公共団体による公園施設の計画的な維持管理の取組を支援するため、「公園施設長寿命化計画策 定指針(案)」(以下「国の指針(案)」という。)を作成しました。

本計画は、こうした状況を踏まえ、本市が管理する公園施設について、老朽化に対する安全 性の確保や機能の維持、維持管理に係る予算の縮減や平準化を図ることを目的として策定する ものです。

1−2 計画の位置付け

本計画は、「新・相模原市総合計画」、「相模原市水とみどりの基本計画」及び「相模原市公共 施設等の総合的・計画的な管理に関する基本的な考え方(公共施設等総合管理計画)」に基づき、 今後の公園の管理運営に係る考え方(パークマネジメント)の一部として、公園施設の長寿命 化対策の基本方針と実施内容を定めるものです。

相模原市公共施設等の総合的・計画的な 管理に関する基本的な考え方

(公共施設等総合管理計画) 相模原市水とみどりの基本計画

新・相模原市総合計画

相模原市公園施設長寿命化計画

(※国の指針(案)を参考とする)

パークマネジメント

運営方針(ソフト面) 管理方針(ハード面)

(5)

1−3 計画期間と計画対象公園

(1)計画期間

本計画の計画期間は、「平成28年度から平成37年度までの10年間」です。

(2)計画対象公園

本計 画では、 本市が管 理して いる都市 公園のう ち、平 成25年 度までに 供用を 開始した 次の 574公園を対象としています。なお、平成26年度以降に供用を開始した都市公園については、 計画期間内での更新の必要性はありませんが、今後、計画の見直しを行う際に必要に応じて対象 にすることとします。※都市緑地を除く。

表1−1 調査対象公園

公園種別 公園数 公園名

街区公園 542 村富公園、相生公園、富士見公園、月見公園 等 近隣公園 12

橋本公園、内出公園、原宿公園、小山公園、緑が丘2丁目公園、 しおだテクノパイル公園、相模大野中央公園、当麻山公園、 下溝古山公園、相模台公園、林間公園、深堀中央公園 地区公園 2 鹿沼公園、古淵鵜野森公園

総合公園 4 相模湖林間公園、相模原麻溝公園、相模原北公園、津久井又野公園 運動公園 2 淵野辺公園、横山公園

風致公園 2 相模川自然の村公園、道保川公園

歴史公園 3 史跡田名向原遺跡公園、史跡勝坂遺跡公園、勝坂歴史公園

緑道 5

千代田緑道、みどりのみち、さがみの仲よし小道、相模緑道緑地、 八瀬川緑道

広場公園 1 古淵西公園 墓苑 1 峰山霊園

計 574

1−4 公園施設長寿命化の考え方

公園施設は、設置後の時間経過とともに健全度が低下して劣化が進行し、機能や美観価値の 低下が見られるようになり、やがては利用の禁止、施設の撤去又は更新というプロセスをたど ります。

施設の撤去・更新には多額の費用を要しますが、日常的な維持管理だけでなく、長寿命化対 策としての計画的な補修を行って施設の延命化を図り、更新時期を遅らせることにより計画期 間における更新すべき施設を減少させ、維持管理費を低減させることができます。

下図は、こうした公園施設長寿命化の考え方を示したものです。 長寿命化対策をした場合

長寿命化対策をしない場合

(6)

1−5 計画の構成と手順

本計画は、次のような内容で構成されています。

大項目 中項目

図1−3 公園施設長寿命化計画の構成と手順 対象とする都市公園

の設定

予備調査 (1)都市公園台帳等の資料の収集整理

(2)公園施設の管理類型の整理

(3)現地調査の実施

(4)健全度調査票 公園概要シート、調査対象公園施設 の作成 シート、各施設シート

健 全 度 調 査 と 健 全 度・緊急度判定

(1)健全度調査の実施

*遊具については、毎年の遊具点検結果を使用

(2)公園施設の健全度判定の実施(A・B・C・D)

(3)公園施設の長寿命化対策の緊急度判定の実施

(高・中・低)

(4)健全度調査結果の把握

公 園 施 設 長 寿 命 化 計画の作成

(1)日常的な維持保全に関する基本方針の設定

(2)公園施設の長寿命化のための基本方針の設定

(3)公園施設の長寿命化対策の検討

(4)公園施設の長寿命化対策による効果(ライフサイクルコ ストの縮減額)の算出

(5)公園施設長寿命化計画の作成

(1)計画対象公園の設定

街区公園542、近隣公園12、地区公園2、総合公園4、 運動公園2、風致公園2、歴史公園3、緑道5、広場公園1、 墓苑1 計574公園

(7)

2. 予備調査

2−1 調査対象公園施設

本計画では、都市公園台帳等の基礎データから、計画対象公園内に設置されている公園施設 を抽出し、ここから健全度の把握が困難な埋設施設等及び表2−3の特定公園施設を除く、下 表の19,624施設を調査対象施設として設定しています。なお、表2−3の調査対象外施 設は、「公共施設の保全・利活用基本指針」により公共建築物として、本計画とは別に長寿命化 や適切な維持管理を図っていく施設です。

表2−1 調査対象公園施設の種類別調査対象施設数

種類 主な施設 施設数 構成(%)

園路広場 園路、広場、階段、傾斜路、橋 2,260 11.5 修景施設

池、水路、流れ、噴水、花壇、トレリス、日陰だな、 彫像、オブジェ、モニュメント、石組

160 0.8

休養施設

休養所( 四 阿

あずまや

・パーゴラ・シェルター)、ベンチ、 スツール、野外卓

3,430 17.4

遊戯施設

ブランコ、すべり台、鉄棒、ジャングルジム、 複合遊具、砂場、健康器具、バネ遊具、ラダー、 シーソー 等

2,076 10.6

運動施設

テニスポスト、サッカーゴール、グラウンド、 バックネット、テニス場、軟式野球場、 スポーツ広場 等

24 0.1

教養施設 遺跡、古墳、記念碑、野鳥観察デッキ 31 0.2 便益施設

駐車場、駐輪場、手洗い場、足洗い場、水飲場、 時計台、便所

579 3.0

管理施設

案内板、制札版、掲示板、注意板、園名石、柵、扉、 手すり、門、園内灯、分電盤、管理事務所、倉庫、 設備類 等

11,063 56.4

その他 展望塔 1 0.0

19,624 100.0

(8)

表2−2 調査対象公園施設の区分別調査対象施設数

健全度調査区分 主な施設 施設数 構成(%)

一般施設

一般施設A

バックネット、バスケットゴール、

スポーツ広場、照明施設、引込柱、時計、門、 柵、舗装、橋、花壇、ベンチ、車止め 等

17,159 87.4

一般施設B

ステージ、デッキ、記念碑等、モニュメント、 噴水、オブジェ、彫像、古墳、池、流れ 等

63 0.3

一般施設C

休養所( 四 阿

あずまや

・パーゴラ・シェルター)、 日陰だな、便所、倉庫 等

235 1.2

遊具

遊具A

ラダー、鉄棒、動物置物、スプリング遊具、 シーソー、プレイウォール、平均台、砂場 等

1,355 6.9

遊具B

ジャングルジム、すべり台、 2連ブランコ 等

357 1.8

遊具C

ロープウェイ、4連ブランコ、

2方向すべり台、回転ジャングルジム 等

180 1.0

複合遊具 小型・中型・大型複合施設 184 1.0

土木構造物

擁壁(RC造りH2.0m以上)、 橋梁(L10m以上)、木橋

4 0.0

建築物 面積10㎡以上の建築物 58 0.3

各種設備

法 令 の 規 定 によ る 点 検 や検 査 が 行 わ れて い るもの、それ以外は定期点検保守が実施され ている設備(噴水の循環設備等)

29 0.1

計 19,624 100.0

注)この区分は、国の指針(案)において示されているものです。

表2−3 調査対象外とした特定公園施設

公園名 調査対象外施設

横山公園 陸上競技場、野球場、総合水泳場 相模原麻溝公園 競技場、第2競技場

相模原北公園 北総合体育館

淵野辺公園 相模原球場、ひばり球場、銀河アリーナ 古淵鵜野森公園 屋外水泳プール

林間公園 東林ふれあいセンター 相模川自然の村公園 古民家園

史跡田名向原遺跡公園 旧石器時代学習館

(9)

2−2 公園施設の管理類型

本計画では、公園施設を「予防保全型管理施設」、「事後保全型管理施設」に分類し、それぞ れに適した管理を行うこととしています。

管理類型の考え方と本計画での管理類型別の調査対象施設は、次のとおりです。

表2−4 管理類型の考え方

表2−5 管理類型ごとの調査対象施設

管理類型 主な施設名 施設数

予防保全型管理施設

・ 遊具、 四 阿

あずまや

等の休養施設

・ 管理事務所や便所等の建築物

・ 全長10m以上の橋梁及び高さ2m以上 の擁壁等の土木構造物

2,362

事後保全型管理施設

舗装、ベンチ、メッシュフェンス、車止め、 くず箱等

17,262

計 19,624

【予防保全型管理施設】

劣化や損傷を未然に防止しながら長持ちさせるべき施設

劣化や損傷を未然に防止するため、日常的な維持保全(点検、細かな修繕、消耗材の交換)に加 え、定期的な健全度調査を行うとともに、必要となる計画的な補修・更新を行う施設。

なお、遊具については、事故防止を最優先するため、全て予防保全型管理施設に分類することと する。

(例)

・ 遊具、 四 阿

あずまや

等の休養施設

・ 管理事務所や便所等の建築物

・ 全長10m以上の橋梁及び高さ2m以上の擁壁等の土木構造物

【事後保全型管理施設】

機能しなくなった段階で取り替える施設

日常的な維持保全や定期点検を実施した結果、劣化や損傷が確認され、求められる機能が確保で きないと判断された時点で撤去・更新を行う施設であって、予防保全型管理施設以外の施設がこれ に該当する。

(例)舗装、ベンチ、メッシュフェンス、車止め、くず箱等

(10)

2−3 健全度調査票の作成

予備調査では、都市公園台帳のデータ整理や現地調査を行い、計画対象公園ごとに「公園概 要シート」・「調査対象公園施設シート」・「各施設シート」からなる健全度調査票を作成し、各 公園施設の劣化状況を把握する健全度調査に使用します。

(1)「公園概要シート」

計画対象公園ごとの公園名称、公園種別、供用開始年月日、所在地、沿革の概要、環境、敷地 面積、建ぺい率、占用物件、公園の位置等を整理しています。

表2−6 公園概要シートの例

実際 のシー トには、 現況写真 を 添付します。

実 際の シー トには、 公園 位 置図 を添付します。

(11)

(2)「調査対象公園施設シート」

各調査対象公園内に設置されている公園施設及び占用物件の具体的施設名称、数量、構造、管 理類型、健全度等を一覧表にまとめています。

表2−7 調査対象公園施設シートの例 健 全 度 調 査 票 ・ 公 園 概 要 シ ー ト ○ ○ ○ ○ 公 園

2 .公 園 施 設 長 寿 命 化 計 画 の 調 査 対 象 公 園 施 設

公園施設 具体的

種類 施設名称

32323 園路広場 ダ スト舗装 000 -- - 1 726.8 石灰岩ダスト 事後保全 C 広場 495T01

追加

園路広場 イン ターロッキン グ舗装 000 - 園- - 1 ∼3 17.3 イ ン タ ーロ ッキン グ 事後保全 A 出入口 495T02

追加

園路広場 イン ターロッキン グ舗装 000 - 園- - 4 44.1 イ ン タ ーロ ッキン グ 事後保全 A パーゴ ラ部

32332 修景施設 流れ 000 -- - 1 1箇所 擬石製 事後保全 B

32328 休養施設 ベンチ (背無) 000 - 休- - 1 ∼2 2 コ ン クリ ート擬木製( 固定式) 事後保全 A L= 1 ,8 0 0 495T03

追加

休養施設 縁台 000 -- - 1 ∼2 2 コ ン クリ ート擬木製( 固定式) 事後保全 B 1 ,8 0 0 ×1 ,8 0 0 32333 休養施設 休養所 000 -- - 1 1 パーゴ ラ( 擬木製) 予防保全 C 9 .0 m ×4 .8 m

32325 遊戯施設 バ ネ遊具 000 - 遊- - 1 1 スチ ール 予防保全 D リ ス

32326 遊戯施設 バ ネ遊具 000 - 遊- - 2 1 スチ ール 予防保全 B ウサギ

34708 遊戯施設 複合遊具 000 - 遊- - 1 1 スチ ール 、プラスチ ック 予防保全 C

34745 遊戯施設 砂場 000 -- - 1 1 コ ン クリ ート 予防保全 B

32327 便益施設 水飲み 000 -便- - 1 1 擬石製( 身障者用) 事後保全 A

32330 管理施設 車止 000 -- - 1 ∼2 2 擬石製( 固定式) 事後保全 A H= 6 0 0 32331 管理施設 車止 000 -- - 3 ∼6 4 擬石製( 可動式) 事後保全 A H= 6 0 0 32334 管理施設 000 -- - 1 29.0m 金属製( 格子柵) 事後保全 A H= 1 ,2 0 0 32337 管理施設 制札版 000 -- - 1 1 ステン レス製 事後保全 B H= 1 ,8 0 0 W = 1 ,0 0 0 32329 管理施設 園内灯 000 -- - 1 ∼3 3 灯具:強化ガラ スポール:金属製 事後保全 A 水銀灯 495T04

追加

管理施設 分電盤(柱掛型) 000 - 管- - 1 1 金属柱( 電灯用) 事後保全 A 495T05

追加

管理施設 制御盤(柱掛型) 000 - 管- - 1 1 金属柱( 流れ用) 事後保全 A タ イ マー 2125 占用物件

60立方メートル級 防火水槽

000 - 占- - 1 1 - 占用物件リ スト参照

495T06 追加

占用物件 防災行政無線放送塔 000 - 占- - 1 1 - 占用物件リ スト参照

495T07 追加

占用物件 物置 000 -- - 1 1 清掃用具保管用( 3 ㎡) - 占用物件リ スト参照

495T08 追加

占用物件 第2種電柱 000 - 占- - 1 ∼5 5 - 占用物件リ スト参照

備考 管理

類型 健全 度判 コード

ID

公園施設

数量 構造

(12)

(3)「各施設シート」

調査対象公園施設シートに記載された各公園施設について、それぞれの主要部材、設置年度、 経過年数、処分制限期間、健全度・緊急度、劣化の状況と診断、美観的状況、移動円滑化基準へ の適合状況、施設の全体及び部位別写真等を示しています。

表2−8 各施設シートの例

(13)

3. 健全度調査と健全度・緊急度判定

3−1 健全度調査の概要

(1)健全度調査の対象公園施設

計画対象公園における公園施設の全体的な劣化の状況を把握するため、平成25・26年度の 2か年にわたり19,624施設の健全度調査を実施していますが、このうち、遊具の21施設 については調査後に撤去されているため、健全度・緊急度の判定は、これを除く19,603施 設を対象に行っています。

表3−1 健全度調査と健全度・緊急度判定の施設数

(2)健全度調査の方法

健全度調査は、予備調査で作成した「健全度調査票(各施設シート)」に沿って、各公園施設の 点検項目の状況をチェックすることにより、劣化状況を把握しています。

点検調査の方法は「目視による確認」を基本としていますが、必要に応じて触診、打診を行っ ています。

遊具については、「都市公園における遊具の安全確保に関する指針・改訂版(平成20年8月) 国土交通省都市局・公園緑地・景観課」及び「遊具の安全に関する規準:JPFA−2008 (社) 日本公園施設業協会」に基づく遊具点検調査を実施し、劣化や危険性の状況を把握しています。

(3)健全度調査の体制

健全度調査に当たっては、調査実施者が下表のとおり資格を有する専門技術者を配置し、技術 士(建設部門)が調査全体を総括する体制により、実施しています。

表3−2 健全度調査における公園施設ごとの留意点と専門技術者

調査区分 健全度調査での留意点 専門技術者

一般施設等調査

目視等により、対象施設の全体及び主要部材 について実施する。

造園施工管理技士(1・2級)、土木施 工管理技士(1・2級)、登録ランドス ケープアーキテクト(RLA)

遊具等調査

国の基準(都市公園における遊具の安全確保 に関する指針)に基づく定期点検調査報告書 を活用する。

公園 施設製品安全 管理技士、公 園施 設 製品整備技士

建築物等調査

目視等による点検に加え、建築基準法第12 条 第 1 項に 基づ い て 実 施さ れ る 定 期 点 検 報 告書等を活用する。

建築士(1・2級) 健全度調査対象施設 19,624施設 (調査後に撤去された施設21施設) 健全度・緊急度判定施設 19,603施設

(14)

3−2 健全度判定

(1)健全度判定の考え方

公園施設の健全度判定は、下記の評価ランクと判定基準としています。 表3−3 健全度判定のランクと判定基準

公園施設の健全度

評価ランク 判 定 基 準

・ 全体的に健全である。

・ 緊急の改修・更新の必要はないため、日常の維持保全により管理するも の。

・ 全体的に健全だが、部分的に劣化が進行している。

・ 緊急の改修・更新の必要はないが、維持保全による管理の中で、劣化部 分について定期的な観察が必要なもの。

・ 全体的に劣化が進行している。

・ 現時点では重大な事故につながらないが、利用し続けるためには部分的 な改修が必要なもの。

・ 全体的に顕著な劣化である。

・ 重大な事故につながるおそれがあり、公園施設利用の禁止措置又は緊急 な改修や更新が必要とされるもの。

全体的に健全な状態が維持されている 部分的に劣化がみられる

ランクA ランクB

ランクC ランクD

(15)

施設の健全度判定では、対象施設の部位ごとに劣化度を把握するための点検項目を設定し、点 検調査で確認した状況に基づいて部位別の劣化度判定を行い、その判定を各施設の総合的な健全 度評価ランクに反映しています。

表3−4 公園施設の健全度判定の考え方(ベンチの場合)

Aのみ A

Bが有る B

Cが有る C

Dが有る D

部位 素材 調査方法 点検項目 部位別判定

座部 樹脂製

目視

A 損傷なし

B 摩耗やキズ、変形がある C 変形、損傷がある

D 断面欠損・ぐらつきがある

B 目視触診

脚部

塗装 目視

A 損傷なし

B 変色・塗膜剥がれがある

金属製 目視

A 損傷なし

B 表面的な錆がある C 腐食進行し損傷がある D 断面欠損がある

地際部 金属製

目視

A 損傷なし

B 表面的な錆がある C 腐食進行し損傷がある D 断面欠損・ぐらつきがある

C 目視触診

公園施設の部位別判定 公園施設の健全度評価ランク

この場合、部位別の判定でCの項目があることから、公園施設の健全度評価はCとなります。

(16)

(2)健全度調査結果

平成25・26年度に実施した健全度調査での健全度評価別公園施設数と割合は、次のとお りです。健全度Aが10,528施設(53.7%)、健全度Bが6,980施設(35.7%)、 健全度Cが1,851施設(9.4%)、健全度Dが244施設(1.2%)で、健全度評価A・ Bの施設が全体の約90%を占めています。

表3−5 健全度評価別の施設数と割合(施設種類別)

表3−6 健全度評価別の施設数と割合(施設区分別)

3−3 緊急度判定

(1)緊急度判定の考え方

公園施設の緊急度判定は、健全度判定に基づく公園施設の補修又は更新の緊急度を設定するも ので、下記の評価ランクを判定基準としています。

表3−7 緊急度判定の基準

緊急度 緊急度判定の基準

・ 健全度判定がDの施設

・ 健全度判定がCの施設のうち、優先して補修、又は更新を行う施設

注)調査後に撤去された施設は除いています。

注)調査後に撤去された施設は除いています。

施設数 施設数 施設数 施設数 施設数

園路広場 1,119 49.5 1,007 44.6 124 5.5 10 0.4 2,260 100.0

修景施設 72 45.0 73 45.6 11 6.9 4 2.5 160 100.0

休養施設 1,355 39.5 1,441 42.0 561 16.4 73 2.1 3,430 100.0 遊戯施設 147 7.2 1,281 62.3 592 28.8 35 1.7 2,055 100.0

運動施設 4 16.7 14 58.3 3 12.5 3 12.5 24 100.0

教養施設 27 87.1 4 12.9 - 0.0 - 0.0 31 100.0

便益施設 274 47.3 239 41.3 50 8.6 16 2.8 579 100.0 管理施設 7,530 68.1 2,920 26.4 510 4.6 103 0.9 11,063 100.0

その他(展望塔) - 0.0 1 100.0 - 0.0 - 0.0 1 100.0

10,528 53.7 6,980 35.7 1,851 9.4 244 1.2 19,603 100.0 合計

施設種類

施設 数 施 設数 施 設数 施設数 施設数

一般 施設 10, 333 59.2 5,660 32.4 1,255 7.2 209 1.2 17,457 100.0

遊具 147 7.2 1,281 62.3 592 28.8 35 1.7 2,055 100.0

土木 構造 物 3 75.0 - 0.0 1 25.0 - 0.0 4 100.0

建築 物 30 51.7 26 44.8 2 3.5 - 0.0 58 100.0

各種 設備 15 51.7 13 44.8 1 3.5 - 0.0 29 100.0

10,528 53.7 6,980 35.7 1,851 9.4 244 1.2 19,603 100.0

種 別

合計

(17)

・ 健全度Dの施設は、大きな破損があるなど劣化が顕著で危険性が高いと認められる施設であり、 緊急度を「高」としています。

・ 健全度Cの施設は、劣化が進行しており危険性もあると考えられることから、緊急度を「中」 としています。

・ 健全度A・Bの施設は、劣化が進んでいない施設であり、利用上の危険性も低いと判断される ことから、緊急度を「低」としています。

・ 緊急度判定は、施設の劣化状況と併せ、構造や施工に起因する危険性も考慮し設定しているこ とから、健全度判定がA、B、Cであっても、緊急度のランクを上げる場合があります。

(例:子どもが首・手・足などを挟み込む危険性があると判断される遊具等)

(2)緊急度判定結果

平成25・26年度に実施した緊急度判定での緊急度評価別公園施設数と割合は、次のとおり です。緊急度「低」が17,426施設(88.9%)、緊急度「中」が1,893施設(9.7%)、 緊急度「高」が284施設(1.4%)です。

表3−8 緊急度評価別の施設数と割合(施設種類別)

表3−9 緊急度評価別の施設数と割合(施設区分別)

注)調査後に撤去された施設は除いています。

施設数 施設数 施設数 施設数

園路広場 2,126 94.1 124 5.5 10 0.4 2,260 100.0

修景施設 145 90.6 11 6.9 4 2.5 160 100.0

休養施設 2,796 81.5 561 16.4 73 2.1 3,430 100.0

遊戯施設 1,346 65.5 634 30.9 75 3.6 2,055 100.0

運動施設 18 75.0 3 12.5 3 12.5 24 100.0

教養施設 31 100.0 - 0.0 - 0.0 31 100.0

便益施設 513 88.6 50 8.6 16 2.8 579 100.0

管理施設 10,450 94.5 510 4.6 103 0.9 11,063 100.0

その他(展望 塔) 1 100.0 - 0.0 - 0.0 1 100.0

17,426 88.9 1,893 9.7 284 1.4 19,603 100

施設種類

「低」 「中」 「高」 合計

施設数 施設数 施設数 施設数

一般施設 15,993 91.6 1,255 7.2 209 1.2 17,457 100.0

遊具 1,346 65.5 634 30.9 75 3.6 2,055 100.0

土木構造物 3 75.0 1 25.0 - 0.0 4 100.0

建築物 56 96.6 2 3.4 - 0.0 58 100.0

各種設備 28 96.6 1 3.4 - 0.0 29 100.0

17,426 88.9 1,893 9.7 284 1.4 19,603 100.0 種別

「低」 「中」 「高」 合計

(18)

4. 公園施設長寿命化計画

4−1 計画の基本方針

(1)日常的な維持保全に関する基本方針

・ 公園施設の日常的な維持保全については、その機能保全と安全性の確保に努めます。

・ 公園施設の定期的な点検調査を実施するとともに、点検調査で得られた情報に基づき、修繕を 行います。

・ 点検チェックリストや維持保全マニュアルの整備・充実に努め、日常的な維持保全の効率化を 図ります。

・ 異常が確認された場合には、速やかに施設の利用禁止などの措置を講じるとともに、修繕方法 などを検討し、必要な対策を講じます。

(2)公園施設長寿命化のための基本方針

・ 予防保全型管理施設、事後保全型管理施設にかかわらず、緊急度判定「高」の施設を優先的に 補修・更新を行うよう努めます。

・ 各緊急度判定のうち、より重大な事故が発生する危険性の高い遊具などの予防保全型管理施設 を優先的に補修・更新を行うよう努めます。

・ 公園施設の長寿命化に向けて、遊具は毎年、予防保全型管理施設は5年に1回を目安に健全度 調査を行い、劣化状況を把握します。また、設備施設については、各法令に定める定期点検を継 続的に実施します。なお、健全度調査に当たっては、最新の基準等を使用することとします。

4−2 公園施設の長寿命化対策

(1)使用見込み期間の設定

公園施設の使用見込み期間は、設置から更新までの施設の使用可能期間をいい、図4−1に示 すように長寿命化対策を行う予防保全型管理と行わない事後保全型管理では期間が異なります。 使用見込み期間については国の指針(案)に下表の設定例が示されており、本計画ではこの設 定例を採用しています。表4−2はこれに基づいて定めた使用見込み期間の例です。

対象施設

事後保全型管理における 使用見込み期間

予防保全型管理における 使用見込み期間

処分制限期間が20年未満 処分制限期間の2.0倍

処分制限期間の2.4倍

(事後保全型の1.2倍)

処分制限期間が20年∼40年未満 処分制限期間の1.5倍

処分制限期間の1.8倍

(事後保全型の1.2倍)

処分制限期間が40年以上 処分制限期間の1.0倍

処分制限期間の1.2倍

(事後保全型の1.2倍) 表4−1 使用見込み期間の設定例(国の指針(案)より)

(19)

施設名称 主要部材

処分制限 期間

事後保全型管理の 使用見込み期間

予防保全型管理の 使用見込み期間

管理区分

ベンチ ベンチ 車止め 園内灯

木+金属 樹脂+金属 ステンレス 強化ガラス+金属

7年 10 39 18

14年 20 58 36

事後保全型 事後保全型 事後保全型 事後保全型 ブランコ

すべり台 休養所

金属 金属

金属+コンクリート

15 15 27

30 30 40

36年 36 48

予防保全型 予防保全型 予防保全型 注) 処分制限期間は、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律(昭和30年法律第179号)及び同法施行

令(昭和30年政令第255号)の規定に基づく、「国土交通省所管補助金交付規則 別表第三」により設定して います。

(2)長寿命化対策費の算出

公園施設の使用見込み期間内に発生する費用には、「維持保全費」、「健全度調査費」、「補修費」、

「更新費(撤去更新費)」があり、その総額が施設の「ライフサイクルコスト」となります。本計 画では、これらの費用について次のように設定し、計上しています。

・ 公園施設の日常点検、簡易な修繕、消耗材の部品交換等に要する費用です。 図4−1 使用見込み期間設定の考え方(ブランコを例とした場合)

設置時 現在

補修 更新

更新

処分制限期間(15)

事後保全型管理の使用見込み期間(30年)

予防保全型管理の使用見込み期間(36年) 長寿命化対策をしない場合

長寿命化対策をした場合

延命期間 表4−2 設定した使用見込み期間の例

維持保全費

健全度

(20)

・ 補修費には「再塗装費」、「部材交換費(破損部補修を含む。)」があります。

・ 補修費は、施設の種類や劣化の状況、補修の内容によって施設ごとに異なる ため、施設メーカーとのヒアリングなどにより費用を算出しています。

・ 更新費も補修費と同様で、施設や素材の違いなどにより費用が異なるため、 施設メーカーとのヒアリングなどにより費用を算出しています。

(3)ライフサイクルコストの算出

公園施設のライフサイクルコスト(使用見込み期間内に発生する費用)は、長寿命化対策(補 修)の有無で異なります。

・ 長寿命化対策をしない場合の総費用は、 維持保全費+更新費 です。

・ 長寿命化対策をした場合の総費用は、 維持保全費+健全度調査費+補修費+更新費 です。

また、単年度当たりのライフサイクルコストは、次のように設定します。

・ 長寿命化対策をしない場合の単年度ライフサイクルコストは、

長寿命化対策をしない場合の総費用÷長寿命化対策をしない場合の使用見込み期間 です。

・ 長寿命化対策をした場合の単年度ライフサイクルコストは、

長寿命化対策をした場合の総費用÷長寿命化対策をした場合の使用見込み期間 です。

(4)ライフサイクルコストの算出結果に基づく管理類型別施設数の設定

本計画では、国の指針(案)の方針に沿って、予備調査の段階で予防保全型管理施設に分類した 施設のうち、遊戯施設を除くライフサイクルコストの縮減効果が得られなかった施設を、事後保 全型管理施設に再分類しています。これに該当するのは33施設で、この結果、最終的には「予 防保全型管理施設」が2,308施設、「事後保全型管理施設」が17,295施設となります。

表4−3 ライフサイクルコストの算出結果に基づく管理類型ごとの計画対象施設数 管理類型 健全度調査時の施設数

ライフサイクルコスト 算出後の施設数

予防保全型管理施設 2,341 2,308

事後保全型管理施設 17,262 17,295

補 修 費

更 新 費

(21)

表4−4は、「使用見込み期間」や「長寿命化対策費」に基づいて作成する、各計画対象施設の「ライ フサイクルコスト算出根拠票」です。

表4−4 ライフサイクルコストの算出根拠票の例

(22)

4−3 計画対象施設と想定事業費

本計画に係る計画期間(平成28∼37年)の計画対象施設と想定事業費は、次のようにな ります。

表4−5 計画期間内の補修及び撤去更新の施設並びに想定事業費

注) 想定事業費は、予想外の更新等が生じた場合においては、変更が生じます。

4−4 想定事業費の平準化と年次計画

表4−5で示した計画期間内の想定事業費20億4,300万円については、単一年度に費 用が集中しないよう、公園施設長寿命化のための基本方針に沿って公園施設の補修、又は更新 年度を調整することにより、平準化を図ります。

表4−6 補修及び撤去更新費の平準化の考え方 管理類型

計画期間内に撤去更新 又は補修する施設

緊急度判定「高」の施設 80 施設 196 百万円 緊急度判定「中」の施設 650 施設 604 百万円 緊急度判定「低」の施設 820 施設 189 百万円 緊急度判定「高」の施設 200 施設 81 百万円 緊急度判定「中」の施設 1,250 施設 644 百万円

維持保全費及び健全度調査費 329 百万円

3,000 施設 2,043 百万円

撤去更新又は補修する 施設概数

予防保全型管理施設

事後保全型管理施設

想定事業費

計画対象施設 緊急度 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 緊急度「高」

緊急度「中」 緊急度「低」 緊急度「高」 緊急度「中」 緊急度「低」 予防保全型管理施設

事後保全型管理施設

(23)

4−5 公園施設の長寿命化対策による効果

(1)公園施設の安全性の確保と機能維持

計画的な公園施設の補修・更新を行うことにより、公園施設を起因とした事故を未然に防ぐこ とにつながり、利用者の安全確保を図ることができます。また、安全で快適な利用を確保すると いう都市公園が持つ本来の機能を維持することができます。

(2)計画期間におけるライフサイクルコストの縮減額

ライフサイクルコストの算出結果からは、本計画での公園施設の延命化により、計画対象施設の 単年度ライフサイクルコストは、全体で約160万円(計画期間の10年間で約1,600万円) 縮減すると見込まれます。

4−6 公園施設長寿命化計画の見直しについて

公園施設の長寿命化計画については、策定から5年を経過した平成32年に予防保全型管理 施設について健全度調査を実施し、その結果を反映させた計画の見直しを実施します。また、 長寿命化対策の実施内容は、実際に行った維持管理の内容を踏まえて、毎年適宜修正・補完し ていきます。

4−7 今後の課題

本計画は、今後の10年間において、公園施設を起因とした事故を未然に防ぎ、利用者の安 全確保を優先することを目的に、より重大な事故が発生する危険性が高い遊具などの予防保全 型管理施設の維持管理を中心として計画を策定しております。

また、ベンチやフェンス、車止め等については、事後保全型管理施設に分類され、求められ る機能が確保できないと判断した時点で撤去、更新を行うことから、今後、老朽化の進行によ り、撤去、更新費用の増大が見込まれるため、財政負担を平準化させ、公園施設の長寿命化を 図るには、日常点検や定期点検を行い、その結果について、適宜、本計画に反映させることが 必要となります。

一方では、急速な少子高齢化社会の進行など、社会情勢の変化とともに、公園施設に対する ニーズが変化しており、必要とされる遊具の種類や樹木の維持管理に関する要望なども多岐に わたっています。

さらには、公園の利用マナー等についても明確なルールづくりが求められており、これまで の施設面(ハード)を中心とした行政主体の公園整備と施設の維持管理だけでは、公園の良好 な環境づくりが難しくなりつつあります。

こうした状況を踏まえ、遊具や樹木などの公園施設について、時代のニーズに合ったものへ の変更や施設数の見直しを進めるとともに、日常清掃などについても、既に実施している街美 化アダプト制度のように、地域住民や団体、さらには企業、学校などとの連携による公園管理

(24)

5.用語の解説

用 語 内 容

処分制限期間

補助事業などにより取得し、効用の増加した財産について、承認を受けな いで、交付の目的に反して使用し、譲渡し、交換し、貸付け、又は担保に 供してはならない期間のことをいう。公園施設の処分制限期間は、国土交 通省所管補助金等交付規則の別表第3に定められている。

使用見込み期間

公園施設ごとのライフサイクルコストを算定するため、実際に使用が可能と想 定される使用期間の目安として設定する期間をいう。

更新見込み年度

公園施設の長寿命化対策の検討において、施設を更新することを見込む年度を いい、使用見込み期間の終了年度と同じになる。

維持保全 公園施設の日常的な維持管理として行う、清掃、保守、修繕をいう。 維持保全費 維持保全、日常点検、定期点検を行うために必要となる費用をいう。 修繕 公園施設の維持保全のうち、部分的な修復や消耗材の部品交換などを指す。

補修

予防保全管理において、施設の寿命を延ばすことを目的に行う、大幅な修理や 交換を指す。

更新 公園施設を取り換えることや新しく作り直すことをいう。

長寿命化対策

予防保全型管理において、公園施設の使用見込み期間の延伸及びライフサイク ルコストの縮減に寄与する、定期的な健全度調査や補修を指す。

ライフサイクルコスト

公園施設の使用見込み期間中に生ずる費用のうち「毎年の維持保全費」、予防保 全型管理において施設の寿命を延ばすことを目的に実施する「定期的に実施す る健全度調査費用」、「補修に関する費用」、「撤去・更新に関する費用」の4項 目の合計を指す。

健全度判定

調査で得られた情報を基に公園施設ごとの劣化や損傷の状況、安全性などを確 認し、公園施設の補修、又は撤去・更新の必要性について総合的な評価と判定 を行うことをいう。

緊急度判定

健全度判定に基づき、公園施設の補修・更新に対する緊急性を(高・中・低) の3段階で評価することをいう。

触診 構造物やボルト等の部分を手で触り、劣化や損傷の有無を診断することをいう。

打診

目視調査では判別できない、内部鉄筋の発錆によるコンクリートの浮き上がり や、建築構造物のタイル等の浮き上がりなどをテストハンマーで叩くことによ り、内部の状況を診断することをいう。

(25)

相模原市公園施設長寿命化計画

平成28年3月

(26)

参照

関連したドキュメント

・本計画は都市計画に関する基本的な方 針を定めるもので、各事業の具体的な

北区無電柱化推進計画の対象期間は、平成 31 年(2019 年)度を初年度 とし、2028 年度までの 10

○池本委員 事業計画について教えていただきたいのですが、12 ページの表 4-3 を見ます と、破砕処理施設は既存施設が 1 時間当たり 60t に対して、新施設は

平成 28(2016)年 5 ⽉には「地球温暖化対策計画」が閣議決定され、中期⽬標として「2030 年度に おいて、2013

1989 年に市民社会組織の設立が開始、2017 年は 54,000 の組織が教会を背景としたいくつ かの強力な組織が活動している。資金構成:公共

本部事業として「市民健康のつどい」を平成 25 年 12 月 14

本部事業として第 6 回「市民健康のつどい」を平成 26 年 12 月 13

そうした状況を踏まえ、平成25年9月3日の原子力災害対策本部にお